光結合VLBIが目指すもの
広域ネットワークによる高分解能観測
天体の小さな構造をどこまで観測することができるかという性能が「分解能」です。
分解能は望遠鏡の間隔(基線長といいます)に比例します。初期の光結合VLBI実験では関東地方周辺の電波望遠鏡のみを使っていたため、基線長は200km程度に限られていました。
光結合VLBIでは、北海道苫小牧局の11m電波望遠鏡から、鹿児島県入来局の20m電波望遠鏡まで結合することを現在の目標にしています。この基線長は1000kmを超えるため、初期の光結合実験の5倍の分解能を達成できます。その様子を模式的にあらわしたのが下の図です。
200kmの基線長ではぼんやりと光っているように見えた天体が、1000kmの基線長では3つの天体からなることがくっきりとわかります。
こうして天体の細かい構造を研究することができるようになると期待されています。
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